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299 MODEL WORKS / JOURNAL 016 ARTICLES / AUG–OCT 2026
AI / BLENDER / 3D PRINT / FIGURE / 1:12

299 Black Cat Racer1/12をつくる。

製作中のGSX-RRの横に立たせるための、オリジナル1/12レーサーフィギュア。キャラクターデザインからAIによる画像・3D生成、Blenderでの修正、レジン出力、塗装、自作デカール、ヘルメット制作まで。AIで「形を出す」だけではなく、実際の模型として完成させるところまでを6回の記事で追います。

1/12299 BLACK CAT RACER
ORIGINAL FIGURE
イラスト、3D生成、完成状態で見る299 Black Cat Racer 1/12の制作工程
CHARACTER DESIGNCHATGPTTRIPO STUDIOBLENDERELEGOO MARS 5PAINT & DECALSHELMETFINISH

01 / PROCESS

AIでつくる。
最後は、人が決める。

WORKFLOW
01キャラクターデザインGSX-RRの横に立つ1/12レーサーとして外見とスーツを決める。
02AI・3D生成前後の生成用画像を用意し、Tripo Studioで立体データへ。
03Blender修正サイズ、頭身、形状、パーツ構成を模型として使える状態へ直す。
04レジン出力分割、薄い部分、出力面の跡、仮組みを実物で確認する。
05塗装・デカールレーシングスーツ、肌、髪、目を塗装し、自作デカールを貼る。
06ヘルメット・完成別体で作ったヘルメットを仕上げ、1/12フィギュアとして完成。

今回は、AIで生成したデータを見せることが目的ではありません。1/12という比較的大きなスケールで、生成データをどこまで直し、どう分割し、出力し、塗装すれば「実際の模型」になるのか。その一連の流れを記録しています。

02 / FINDINGS

6回の制作で見えてきたこと。

FROM THE BUILD
01

生成できても、
そのまま模型にはならない。

生成した3Dデータにはサイズや形状の修正が必要でした。画面上で形が成立していても、模型として使えるデータへ直す工程は残ります。

02

1/12は、
ごまかしが効きにくい。

1/24より大きいぶん、顔やスーツ、手足、装備の形が目につきます。今回は頭身と完成時のサイズを見ながら調整しました。

03

小物は最初から
別パーツで考える。

ヘルメットは人物と一体で生成せず、単体で作りました。持たせ方や仕上げまで考えると、別パーツとして扱う方が修正しやすい場面があります。

04

3Dデータの問題は、
出力して初めて見える。

分割、薄い部分、出力面の跡、仮組みは、実物にして初めて判断できる部分があります。出力結果をBlenderへ戻して直す工程も制作の一部でした。

03 / ARTICLES

6本の記事を、制作順に読む。

READING GUIDE
012026.08.19

計画〜生成編

GSX-RRの横に立たせる1/12レーサーを計画。キャラクターの方向性を決め、前後の生成用画像を作り、Tripo Studioで3Dデータへ進めます。

  • レーシングスーツのデザイン
  • 前後の生成用画像を作成
  • ヘルメットは別体で準備
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022026.09.01

修正編

生成したままでは使えない3DデータをBlenderで修正。頭身から完成サイズを決め、人物とヘルメットを模型として成立する形へ調整します。

  • 頭身から1/12サイズを決定
  • 生成データの形状修正
  • ヘルメットの位置と構成を調整
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032026.09.07

出力編

修正した1/12フィギュアをレジン出力。分割、薄い部分、出力面の跡、仮組みを実物で確認し、3Dデータの修正結果を検証します。

  • レジン出力で形状確認
  • 薄部と出力面のチェック
  • 仮組みでパーツ構成を確認
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042026.09.14

塗装編

レーシングブルーを中心に、シルバー、赤、白を塗り分け。髪、肌、目まで進め、設定画の姿へ近づけていきます。

  • レーシングスーツの塗り分け
  • 髪と肌の塗装
  • 目と艶の調整
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052026.09.19

デカール編

Illustratorで用意した自作デカールを、スーツ、プロテクター、ブーツ、目へ。厚手のUV印刷デカールを実際の曲面へ貼り込んでいきます。

  • 自作デカールの設計
  • スーツと装備へ貼り付け
  • 目までデカールで仕上げ
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062026.10.02

完成編

最後にヘルメットの塗装、デカール、スクリーンを仕上げ、299 Black Cat Racerを1/12オリジナルフィギュアとして完成させます。

  • ヘルメットの塗装
  • デカールとスクリーン仕上げ
  • 1/12フィギュア完成
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CONCLUSION

AI生成物から、
1/12の完成品へ。

できたこと

キャラクターデザインから3D生成、Blender修正、レジン出力、塗装、自作デカール、ヘルメットまでをつなぎ、オリジナルの1/12レーサーフィギュアを完成させました。

模型として必要だったこと

生成結果をそのまま使うのではなく、サイズと形状を直し、実物を出力して確認し、塗装とデカールを前提に仕上げていく工程が必要でした。

今回残ったもの

AI、Blender、3Dプリンターを別々の道具として使うのではなく、模型制作の一連の工程としてつなげる方法を一通り試せました。